ITは何のために存在するか?-交流の観点から-

2013年3月29日

相変わらず更新の頻度がゆるやかなブログです.

前に書いたITは何のために存在するか?-自動化の観点から-の続きのようなものです.

前は自動化について少し書いてみました.

今回は共有.特にSNS関係について書いてみたいと思います.

インターネットも情報を他者と共有することを容易にすることから

始まった.そして今では,情報の携帯だけでも文字,写真,動画や位置情報を

付与して送ることができ,自身が情報の発信者でなくとも

気軽に情報の伝播役となることができるようになった.

そして共有するテーマを制限して共有をしたり,目的を与えることで,

煩雑とした情報をカテゴライズすることができる.

そして,自分の指向が似ている顔の知らない人と

ゆるい形ではあるが交流することが可能になっている.

O2O(online to offlineの略.オンラインでの活動がオフラインに影響を与えること)にも使われていて,

共有サービスをビジネスに使うということも今では珍しくなくなった.

ここまでは非常に素晴らしいことのように思える.

しかし,個人的には発信の手軽さが建前と本音の境界が曖昧な人が使うことによって

大きな問題に発展してしまうこととなる.

Twitterでカンニングを自ら公表してしまう大学生や,

東北大震災においてTEPCOが世間的に厳しい目を向けられている時に

不用意な発言をした社員の話がある.

当然のことだが,人間は技術に使われてはならない.

もし,コンピュータが人間が今まで行なっていた単純作業の代替が行えるようになったら

それよりも一段階高度な作業を行うか,まだコンピュータが代替することが難しい作業を

行うべきところである.

そのために,私達は新たなツールに対する先見の明,モラル,

そして自己の立ち位置を理解する必要がある.

そのためには自分なりの考えを持つことが

必要だと思う.
(これは別に他の論者に迎合しても構わないが,ある程度自分で考えた中での迎合でなければ意味が無い.)

私の中でのITの中で大事な考えは

時と時間を超え,コミュニケーションを行い,自らの行う仕事の規模を大きく変える

ということである.

そのために,様々な障害がある.

それは既得権益であったり,法律であったり,

はたまた利用する人のモラルの低下かもしれない.

慎重であることは素晴らしいことかもしれないが,

保守というものはよほど盤石な状態でないのならば必要のないものだと考える.

今,日本が必要のない保守的な思考を持ち続けることで大半の人が前を向くことを

忘れてしまっているのではないだろうか.

その間は日本の掲げるIT立国はなんの理念もない無駄口にしか

感じ取れない.

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